姿勢が良いと疲れにくいワケ

姿勢が良いと疲れにくいワケ

こんばんは。

40代以上の運動が苦手な方のためのお店  姿勢改善工房です。
http://shiseikaizen.net/

本日は、トレーナーのちひろが担当致します。


今回は当社の十八番「姿勢」について。

一番お伝えしたい事は、姿勢が良いことが、実は一番疲れにくい身体なんですよ!って事です。

一見当たり前のようですが、そう思わない方も意外と多いはずです。
「いやいや、良い姿勢とろうとすると、1分も続かないよ」という方です。

ここら辺の話を順を追って書いていきますね。

 

①姿勢が良いとなぜ疲れにくいのか?

繰り返しになりますが、姿勢が良くなると確実に疲れにくい身体になります。
それは、(筋肉ではなく)骨で身体(特に頭)を支えられるからです。

逆に、姿勢が悪いと筋肉で身体(特に頭)を支えなければならない為、筋肉は疲労し、肩こり・腰痛になりやすくなります。
(すぐわかる実験:まっすぐ立っていると楽だが、少し膝を曲げて立つとすぐ脚は疲れる)

姿勢が良い人ほど、骨が身体を支えてくれるので、実は、筋肉はリラックスしてるんですよ♫

 

②理想の姿勢とは?

次に姿勢の理想をみていきましょう。
これがわからないと、どこを目指していいかわかりませんからね。

下図の通りです。

特に横から見た時の縦線(耳・肩・腰・膝・足首の2〜3cm前)を意識してもらうと良いと思います。
※下図は、耳の前、足首に線がありますが、正確に言うとこれは少しずれています。

姿勢が悪い人の多くは、耳が肩よりも前に出ていますよね。

正しい姿勢とエロンゲーション

 

③姿勢を良くすると疲れるのはなぜか?

1つ実験してみましょう。
壁に、かかと〜お尻〜背中〜頭までつけます。

そのまま一歩前に出てその姿勢を1分保ちましょう。
結構、辛いですよね。。。

「姿勢をよくすると辛い」
そうおっしゃる方の根拠はこれが多いかと思います。

なぜ辛いのでしょうか?
それは、この姿勢は外から作られた姿勢だからです。

身体に悪い癖(筋肉の癖)がついたまま、強制的に外からはめた良い姿勢をとるので、早く元の状態に身体が戻りたがっているんです。

この解決法は、本来は身体の癖(=筋肉の癖。大概、筋肉は硬くなっている)を一度とってから、再教育として、なまけている筋肉をトレーニングしてあげるのが一番近道です。(当店の姿勢改善コースで行っているのがそれです:http://shiseikaizen.net/service00

でも、そこまでなかなか家ではできませんよね。
そこで、なまけている(ことが多い)筋肉のトレーニングだけでも姿勢は随分よくなるので、今回は、「バードドック」というトレーニング法をご紹介します。
鍛える筋肉は、(体幹部にある2つの超重要な筋肉)腹横筋(ふくおうきん)と多裂筋(たれつきん)

absque01 absque02

 

④今週の動画:バードドック

自宅でテレビのCM中にできる手軽さです♪

動画の中ではバリエーションも2つご紹介してます。
ぜひチャレンジしてみて下さいね。

 

参考になれば幸いです。
ありがとうございました!

運動が苦手な40代以上の方のお店 | 姿勢改善工房
http://shiseikaizen.net/

<参考文献>
姿勢力を上げるトレーニング 2014 石井直方 成美堂出版.